EY「女性へのエンパワーメント：ファイナンシャルインクルージョンに対する障壁を取り除く」

EYが公開しているレポートをご紹介いたします。

効果の測定（measuring impact）や行動経済学的な洞察（behavioral insight）など、マイクロファイナンスや金融包摂に関する新しい論点が多く盛り込まれております。

「メインストリームの金融機関の役割」（pp. 12-14）を中心に、Citi、Credit Suisse、BNP Paribasといった大手銀行で金融包摂に取り組むCSR部門の事情をうかがうことができます。

後半の勧告（pp. 20-21）では、ジェンダー上の課題を解決するための商品開発や、女性をエンパワーするための規制者の役割の重要性が描かれています。

営利企業のなかの銀行員やコンサルタントであっても、ゆくゆくはこういった方面に移っていきたい希望をお持ちの方は多くいらっしゃりそうですね。