マッキンゼー「サブサハラアフリカ――デジタルペイメントにとっての潜在的な大きな収益機会」

先週、マッキンゼーのウェブサイトに投稿された記事をご紹介いたします。


Sub-Saharan Africa: A major potential revenue opportunity for digital payments | McKinsey & Company


すでに成人の3分の2が使用しているという高い携帯電話の浸透率の一方で、モバイルマネーやモバイル金融サービス(MFS)がいまだ盛りあがりに欠けるサブサハラ地域を対象に、市場の潜在性を分析した記事です。

ケニアを先行事例としてとらえ、以下の3つのシナリオを想定することで考察が進められていきます。

  • 1. サブサハラアフリカ諸国でP2Pペイメントがデジタル化され、70%の普及率で長距離の支払いのために利用されるようになる
  • 2. 賃金やG2Pなどその他の長距離の支払いにも、同率でデジタルペイメントが利用されるようになる
  • 3. 1の想定に加え、2006年から2009年にかけてのケニアでの拡大と同じ程度、デジタルペイメントの取引の総量が拡大する


Gallupがおこなった調査でえられたデータを、シナリオ分析というビジネスの手法で分析した考察のようですね。


別の記事では、新興市場へのオルタナティブ投資についての動画をみることができます。インタビューの様子はこちらからご覧になれます。


Profit with purpose: Alternative investing for emerging markets | McKinsey & Company