フランスの廉価版スマートフォン「Wiko」


2011年にマルセイユに設立された企業が展開する、Wikoというスマートフォンをご紹介いたします。

150〜200ユーロという低価格を武器に、いまやサムスンとアップルに次ぐ勢いで、フランスのスマートフォン市場においてシェアを獲得しつつあるといいます(下のインタビューを見るかぎり、会社の周囲ではあまり知られていないようですが…)。



中国で生産された安価な部品に、洗練されたデザインやマーケティングを施すことで、フランスらしいスマートフォンとして売りだしているようです。

いまではフランスだけでなく、近隣のドイツ・ポルトガル・イタリア・アルジェリアにも進出しているといいます。


NextBillionの記事も”How will financial service providers respond to the smartphone revolution?”と指摘するように、これまでは、アフリカをはじめとするBoP層は、シンプルなフィーチャーフォンを主として使っているという認識がなされてきました。

タッチスクリーンの直感的なモバイルマネーアプリがユーザーエクスペリエンスを刷新することが予言されており*1、Wikoのようなサービスによりスマートフォンが浸透していけば、金融サービス以外にも新たな使途が見出されていきそうですね。


さらにWikoについての情報が必要であれば、以下の記事をご覧ください。