インドネシアのブランチレスバンキング

じゃかるた新聞というインドネシアの日本語新聞でブランチレスバンキングが取りあげられています。


短い記事ですが、ブランチレスバンキングに期待されていることが日本語で簡潔に解説されています。一部を引用させていただきますね。

 地元メディアによると、インドネシアの銀行口座保有比率は人口の20%弱で、タイの78%、マレーシアの67%、中国の64%などと比べて低率にとどまっているのが現状。また、世銀の統計では、インドネシアで支店を開設するのに必要な費用は25万ドル、ATM1台で1万ドルかかるのに対し、ブランチレスバンキングの場合、1代理店につき400ドルで済む。
 そのため、これまで採算が取れず、進出していなかった地域への金融サービス拡大を図ることも可能になる。


インドネシアのブランチレスバンキングについては、以下のメディアの記事から概略をつかむことができます。


周辺の東南アジア諸国と比較して貧困率や銀行を利用できない人々の割合が高いことから、中央銀行であるインドネシア銀行みずからブランチレスバンキングに熱い視線を送っているようです。


CGAPやIFCのレポートからは、インドネシアにおいてブランチレスバンキングに対する規制が整備されつつあるさまをみてとれます。