ファイナンシャルインクルージョンの状態を視覚化する「FSPインタラクティブマップ」
ビル&メリンダ・ゲイツ財団によるインタラクティブなマップを紹介いたします。
ファイナンシャルインクルージョンがどれだけ達成されているか、様々なデータをアフリカの地図上にプロットできるマップです。
利用できるデータには、銀行の支店・ATM・モバイルマネーの代理店・郵便局・マイクロファイナンス実施機関といった貧しい人々のための金融サービス(FSP: Financial Services for the Poor)の窓口に加え、携帯電話のカバー範囲・人口密度・都市と農村の区分などがあります。
地図上のレイヤーの表示を切りかえていくことでインタラクティブに出力が変わる作りになっており、リッチなインタフェースで操作することができます。
ベータ版ということで、対象となる国はウガンダとタンザニアとナイジェリアに限られていますが、近々バングラデシュとケニアが追加されるそうです。
サービスを受ける拠点までの移動にかかる時間など、データも次第に拡充されていくといいます。
マップが生まれた背景やその目指すところについては、”The Power of Mapping Financial Services Data”(PDFファイル)に簡潔に記されています。
Enabling Data Driven Decisions for Expanding Financial Inclusion | Mobile for Development
The Power of Mapping Financial Services Data | Center for Financial Inclusion Blog