携帯電話のメガトレンド2011
携帯電話業界の最新の動向をきれいにまとめたプレゼンテーションです。vision mobileという、携帯電話の市場分析や戦略立案をおこなっている会社が作成したものです。
端末・OSやアプリをふくむソフトウェア・facebookやskypeといったウェブのコミュニティなど、携帯電話に関する様々な話題が取りあげられています。
とくに興味深かったのは、アプリを提供する窓口となる「アップストア（App Store）」で主導権を握ることが、携帯アプリを開発する会社にとって戦略上重要であるというところです（32-40枚目）。
アップストアで独自のユーザーエクスペリエンスを提供しながら、ユーザーの行動をコントロールできるようになるということでした。
他にも、携帯電話のキャリアとソフトウェア会社の違いについて書かれたスライド（22枚目）は非常に面白く読むことができました。
金融の話はあまりでてきませんが、ブランチレスバンキングを考えるためには、プラットフォームとなる携帯電話に関わる技術についてもアンテナを伸ばしておくことが大切ですね。
あわせて、iPhoneで小額の支払いや受けとりが可能となるiPhoneアプリを紹介しておきます。SMSで決済をおこなうシステムであるようです。
まだオーストラリアのiPhone専用ですが、まさにモバイルバンキングのライバルといったところでしょう。
