OrgngeとBNPパリバ、アフリカで口座の相互乗り入れを開始


フランスの通信事業者と銀行であるOrangeとBNPパリバが、アフリカで口座の相互乗り入れを開始したそうです。


銀行とモバイルマネーの口座間でダイレクトな資金移動が実現することで、店舗に足を運ぶことなく、迅速かつ安全に、リアルタイムで銀行取引ができるようになりました。


アフリカにおいて、Orange Moneyの代理店とBNPパリバの支店は、互いの顧客に対し新たな価値を提供することが期待されています。

モバイルマネーの顧客は、預金や国際的なキャッシュカードの利用といった銀行サービスを利用できるようになります。

銀行の顧客は、アクセスの悪い地域であっても、現金の入出金・水道や電気やテレビの料金の支払い・エアタイムのチャージなどの取引を一日中いつでもおこなえるようになります。

ファイナンシャルインクルージョンと関連するところで、このような効果が、銀行利用の拡大(la bancarisation)という言葉で表現されているのが印象に残りました。


プレスリリースによれば、Orange Moneyは、マリ・コートジヴォワール・マダガスカルなど、アフリカと中東の13カ国で1,000万人以上の顧客基盤を有しているそうです。

ご参考までに、Orange Moneyについていくつかリンクを貼っておきたいと思います。最後のビデオは、セネガルのユーザー向けに、利用のシーンごとにサービスの使い方をわかりやすく解説したものです。