オンラインで閲覧できる開発途上国のデータ

開発途上国に関する資料をしらべていたところ、いくつも興味深いウェブサイトを発見しました。

国際機関がもっているデータが公開されていて、さまざまなかたちで利用できるようになっているようです。

たとえば、アジア太平洋経済協力APEC)のStatsAPECというウェブサイトでは、APEC諸国のデータを比較することができます。1989年から2010年までのデータで、セクターごとに細かく分かれています。

  • 人口
  • GDP
  • インフレ率
  • 労働
  • 経済構造
  • 貿易
  • 貿易障壁
  • 海外直接投資
  • 人の移動
  • 金融
  • 教育
  • 環境
  • 情報とコミュニケーション
  • クォリティーオブライフ
  • 政策に関する指標

「情報とコミュニケーション」には携帯電話加入率やインターネット接続率があり、「金融」では資本市場の状態をみることができるようになっています。

開発途上国にブランチレスバンキングの基盤がどれだけ整備されているか、検討することができますね。


世銀はData Visualizerというフラッシュのアプリを公開しており、Apps for Developmentというウェブサイトでは、こうしたデータをつかったアプリをあつめてコンテストをやっています。

StatsAPECGoogle public data explorerのビデオを載せておきます。


Google public data explorerについては、ITmediaで日本語の記事を読むことができます。
Google、統計データ視覚化サービス「Google Public Data Explorer」公開