英エコノミスト誌「ファイナンシャルインクルージョン」
イギリスの雑誌であるエコノミストの11月15日号のブリーフィングで、ファイナンシャルインクルージョンが紹介されています。
Financial inclusion: A phoneful of dollars | The Economist
内容的にはあまり目新しいものはありませんが、紙媒体ではA4で2ページ程度の記事であり、よくまとまっているので一読をおすすめいたします。開発途上国だけでなく、先進国の事例も盛りこまれております。
中東や北アフリカや南アジアには銀行口座を持っていない人がまだ多く、預金の代わりに「マットレスの下に現金を隠す」ことを強いられる理由をしめすグラフです。
エコノミストという権威ある雑誌の冒頭を飾る記事であり、日本の経済誌やビジネス誌が追従して話題とすることは十分に考えられるでしょう。ファイナンシャルインクルージョンという言葉は、日本でもそろそろ本格的に流行しはじめることが予想されます。
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